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2022年最新版:Gクラスの販売状況

メルセデス・ベンツGクラスは日本で高い人気を誇っている車であり、今はG350dやG400dは受注停止、順番待ち、抽選のディーラーが多いと思います。順番待ちの場合でも、新車購入は長くて4年待ちも聞いたことがあります。

そこで当記事では世界の販売状況に対して、日本のGクラス販売はどの程度熱狂しているのか?年間どのくらいGクラスの"タマ"が日本に割り当てがありそうなのか?という疑問について調べてみます。

↓2023年最新版はこちらにまとめています。

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2023年最新版:Gクラスの販売状況

本ページはプロモーションが含まれています メルセデス・ベンツのGクラスは依然高い人気を保っており、納期も2年以上という現状です。当記事では以下の観点をまとめます。 ・世界ではGクラスはどの程度販売され ...

世界ではどのぐらい売れてるの?

世界全体のGクラス販売台数はかなり調子が良いです。2021年では歴代Gクラス含めて過去最高の販売台数を記録しました。売れに売れていますし、利益も相当出ていると思います。

2021年は40,500台を販売し、Gクラス市場過去最高の台数です。まさに"Stronger than time"な販売成績となりました。

自動車業界も襲った半導体不足、部品不足があったはずですが、メルセデス全体で調達した資材をGクラスなど高付加価値の商品へ集中させたのかもしれません。

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日本が売れすぎてる?他市場も売れまくってる?

日本ではGクラスが人気車であることは、新車の順番待ち状況や、中古車のリセールバリュー高騰を見ると異論はないかと思います。

世界ではどうなのか?Gクラス売れてるのか?日本だけ熱狂しているんじゃなかろうか?

そんな所が気になり、世界の販売台数を整理してみました。

世界全体の販売台数でみると、Gクラスは全体の2%

2021年グローバル販売台数(1-12月)
出典:Mercedes Benz

2021年メルセデスベンツ乗用車部門の販売実績は約194万台。内Gクラスは40,500台でした。

世界のGクラス販売比率は約2%だという事がわかります。

国別でみると、日本のGクラス販売比率は非常に高い

出典:Mercedes Benz

Gクラス販売台数は、アメリカが一番多くて276,103台ですね。日本は全体で約5万台です。

Gクラス販売率は、日本が約10%アメリカが約3%オーストラリアが約2%です。世界比率の2%と比較してみても、日本のGクラス人気が突出して高い、という事がわかります。

こうやって見ると、長い納車待ちが続く日本ですが、ドイツ本社は割と優先的に日本へGクラス台数を割り当ててくれてるのでは?と好感をもてますね。

中国市場は?

中国は自社製造工場もありますし、販売台数も国別では世界1位の76万台です。(2021年)

そんな重要な中国市場ではGクラス人気はどうなのか?
結果、Gクラスの人気ぶりははっきり分からず、代わりにSクラスやマイバッハの人気が非常に高そうでした。

Sクラスは世界全体87,074台販売の内35.5%を中国で占め
マイバッハは世界全体15,730台販売の内、約7割を中国で占めたとの事です。
中国ではGクラスよりSクラス、マイバッハの方が売れてそうですね。

高いものが沢山売れる中国市場なので、Gクラスも推測ですがそこそこ人気だとは思います。ただSクラス、マイバッハが飛ぶように売れる状況との事なので、日本とはまた少し状況が違う事がわかりました。

納車2年待ちと言われたらバックオーダーの数字は?

前述の通り、日本の2021年新車登録台数は5,379台でした。(出典:日本自動車輸入組合

出典:メルセデス・ベンツ

ざっと月で割ると、毎月450台ほどのGクラスが新車登録されているというイメージが付きます。Goo-netの検索によると、日本にメルセデスベンツのディーラーは204件あるそうです。単純計算でディーラーあたり毎月2台Gクラスを納車できている、と考えられますね。

Gクラスを検討されている読者様のディーラーの数字と、イメージ合いますでしょうか。

また、バックオーダーについては、例えば2年待ちといわれたら、1万台ほどのバックオーダーが入っているんだと理解することができますね。

まとめ

Gクラスへの熱狂が続く日本市場と比較するために、世界のGクラス販売状況や、販売比率をみてみました。また、日本に毎月割り当てられる台数も推測してみました。Gクラスを検討されている方々によって、少しでも参考になれば幸いです。

次はGクラスのリセール価格の高さが世界他市場ではどうなのか?を調査してみたいと思います。

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